任天堂について自分なりに分析した結果、現在底値っぽいけど割安ではない。3年くらいの長期で考えれば買い。数か月だったら見送りという結果になりました。
自分のための分析(兼記録)なので、ご参考までに
足元の状況と懸念点
今一番気になるのはメモリ価格の高騰。ただ、3Qの数値を見てる限りハードの利益は言われてるより順調に出ている印象です。4Q以降はさらに原価UPに押されるでしょうが、今後、有力タイトルが続々と出てソフト販売が増えていけば、利益率はさらに改善してくるはず。
期待のラインナップとしては:
-
ぽこあポケモン(先日発売 )
-
ポケモンウィンド&ウェーブ(2027 Switch 2限定)
-
バイオレクイエム(先日発売 PS5含むマルチ展開)
-
その他、未発表のビッグタイトル
これらを考えると、通常通り成長率5%で見込んで、PER25倍程度であれば「あり」な水準かなと思っています。
現在の株価と指標
(3/9終値)
-
現在値: 8,606円
-
予想PER: 24.2倍
-
2026.3期 予想EPS: 355.6円
実績を振り返ると、3Q累計でのEPSは308.2円とかなり順調。
-
1Q:98.8円
-
2Q累計:203.6円
-
3Q累計:308.2円
これに対し、4Qの会社予想は300.62円(つまり4Q単体は弱気)、アナリスト予想は350.9円となっています。 想定為替レートが3Q時点で「ドル150円・ユーロ170円」と実勢に近い水準。メモリ高騰はあるにせよ、ソフトの伸びを考えれば、最終的なEPSはアナリスト予想を上振れるんじゃないか?と踏んでいます。
ターゲット価格のシミュレーション
アナリスト予想のEPS 350円をベースにすると:
-
PER 20倍:7,000円
-
PER 23倍:8,050円
-
PER 25倍:8,750円
さらに順調にいってEPS 400円まで伸びると仮定すると:
-
PER 23倍:9,200円
-
PER 25倍:10,000円
リスクを見てEPS 370円程度だと:
-
PER 20倍:7,400円
-
PER 23倍:8,510円
-
PER 25倍:9,250円
こうして見ると、今の8,600円付近は割と適正で、「めちゃくちゃ割安」というわけではなさそうです。
過去との比較と今後の見通し
Switch 1のソフトが絶好調で利益の出方が凄まじかった2024年3月期のEPSが約420円。 2026.3期にこの420円を超えるのは、ソフト・ハードともに横ばい圏内である現状や原価高騰を考えると、厳しいと思えます。当時はコロナ渦のゲーム普及という特別な事情もあったので。
では、なぜこれまで株価が高かったのか? それは「新ハードへの期待感」という話題性や、需給の回転によるPERプレミアムが乗っていたからだと思います。 今後またそのプレミアムが付くかどうかは分かりません。であれば、無理に底値を拾いに行くのではなく、明確に抵抗ラインを抜けて需給が良くなってから乗る形でも遅くないはず。他にも銘柄はたくさんありますしね。
ポテンシャルと投資判断
テスタさんが1億5千万(?)ほど買って、現在25%マイナスという話もありますが、そこからプラマイゼロに戻し、さらに30%の利益が出るまで、成長率5%計算だと普通に考えれば10年くらいかかる計算になります。
ただ、もしビッグタイトルを連投して、予想EPSがかつての420円水準まで戻り、そこにプレミアムが乗ってPER 30〜35倍まで評価されたら…? 株価は12,600円〜14,700円。現在値から+46%〜+70%のポテンシャルはなくもない。3年スパンで見ればあり得るシナリオかもしれません。
まとめ
そして、最近は持ち合い株式の解消というニュースも出てましたが、本日リンク記事のように8347円での売り出しで決まった模様。
https://jp.reuters.com/markets/japan/7A7O2AMGPVPCNJFA6KEUUZVH6U-2026-03-09/
そろそろ悪材料は出尽くしか? 海外機関投資家が8350円で利益が出ると見込んでいるということ、買い支えが入るということなので、8350円に強力なサポートができました。これ以上の大きな下げは考えにくい「底打ち感」はあるので、資産を減らさないバリュー株投資としてはアリかも。
個人的にはほかの銘柄の方が魅力的でまだ買う気にはなりませんが、直近は需給も改善方向に動き出しているし、直近のイランショックでも整理が進んでいると思われます。
私としては明確に上昇トレンドが出てこなければ買わないと思います。
では!